心療内科のカウンセリングを受けよう|心を軽くする治療

女の人

体に出るストレスのサイン

先生

増加するストレス性皮膚炎

最近、原因不明の皮膚のかゆみに悩まされる人が増えています。もし、そうしたかゆみで皮膚科を受診しても症状に改善が見られないような場合は、心療内科でカウンセリングを受けてみることをおすすめします。皮膚があちこち赤みを帯びてかゆくなったり、ポツポツと赤い発疹が繰り返し現れるような場合、夏場ならあせもと思い、冬場なら乾燥肌と思う人が多いでしょう。そんな症状から心療内科でのカウンセリングの必要性に思い至る人はごくまれであると考えられます。しかし、意外にも近年、皮膚科で診察を受けても症状が治まらず、心療内科を受診して初めて快方に向かうような人が増えてきているのです。こうした新しいタイプの皮膚炎は、ストレス性皮膚炎と呼ばれています。ストレスが原因でかゆみや赤みが生じて皮膚科を訪れても、違う原因と思われることは少なくありません。皮膚科では効果の穏やかなクリーム状の塗り薬などを出してくれて、それでも改善しないときにはより効果の強いステロイドの軟膏なども処方されますが、そういった薬でも効果が見られないようなときには、心療内科でカウンセリングを受けてみることを検討した方がよい場合があります。

別の症状が現れることも

ストレスが原因で起こるストレス性皮膚炎は、心療内科のカウンセリングを受けて医師に話を聞いてもらっているうちに症状が落ち着いてきてやがて改善するという例が多く報告されています。ストレスの原因となっている体験や問題など、それまで隠れていて見えなかった存在に気がつくことができたためと考えられます。心療内科の医師はそうした事例に対して豊富な知識や体験を持っているので、患者が心に抱えているストレスをうまく吐き出させることができるのです。ただ、ストレス性皮膚炎の症状が回復すると、今度は別の症状が体に現れるというケースもときどき見られます。これはストレスの原因となっている問題に関してまだ解決できるめどが立っていない場合によく見られる現象です。しかし心療内科で医師にカウンセリングをしてもらい、自分の問題とよく向き合っていくうちに、そうした問題も少しずつ解決に向けて動き始めていきます。問題は一朝一夕に築き上げられたものではないため解決には時間がかかることもありますが、心療内科医のアドバイスを取り入れながら気長に取り組んでいくことが大切です。